社労士の勉強方法1年目 part2

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先週の続きです。

なれない法律用語

 労働基準法は働いていると、なじみのある内容で、頭に入ってきやすかったのですが、2科目目の労働安全衛生法は、全然なじみがなく、なれない法律用語が多く、苦労しました。この労働安全衛生法は、細かな数字の違いや、語句の違いを問われます。正確な暗記が必要な科目です。

 特に選択式試験で、労働安全衛生法はくせものです。以前、社労士試験を紹介した際にもだしましたが、「危害防止」と「危険防止」の違いをはっきり区別しなければならない。とか、「安全と衛生」と「安全と健康」の区別をする。とか、「快適な作業環境」と「快適な職場環境」を区別するとかを問われます。

 あと、労働安全衛生法は勉強の範囲を広げようと思えば、どこまでも広くなりすぎて、ある程度のところで、キリをつけないといけません。

テキスト読みと過去問演習

 その後たんたんと、テキスト読みと過去問演習の繰り返しをやっていきました。ちょっとペースをあげた成果もあって、その後の科目は1教科1か月弱、3週間くらいでこなせるようになりました。

 労働基準法から始まった勉強も、2科目目、労働安全衛生法、3科目目、労働者災害補償保険法と進んでいきました。この時点で、12月くらい、なかなか良いペース。

 順調順調と思っていたのですが、ここで重大なことに気が付いてしまいました!

忘却との戦い

 3科目目の労働者災害補償保険法を終わるころには、1科目目の労働基準法のことをすっかり忘れてしまっています。すっかりは大袈裟ですが、細かな内容を忘れてしまっています。過去問をといても、前回間違えた個所と同じところで間違っていたり、覚えたと思っていた数字の違いも忘れてしまっています。2科目目の労働安全衛生法も同じです。

 これは、まずい!危機感を感じました。こまめに、終わった科目の復習をしていかないと、せっかく覚えた科目がダメになっていきます。人間、違うことを始めると、そっちに集中してしまい、終わって区切りをつけた科目を忘れてしまいます。

 これは、なんとかしなければいけません!対策を考えないと!

全科目1週!

 困った私は、考えました。この、忘却との戦いをどうしようかと。

 考えた結果、行き着いた結論が、全科目1週をとりあえず終わらせる、ということにしました。1科目前、2科目前のことを忘れても、気にせず、とりあえず、全科目1週することにしました。それと、今まで以上にペースをあげて、1科目にかける時間を短くしようと。

 とりあえず、全体像をつかんで、2週目、3週目に早く突入しようと思いました。忘却との戦いの課題は、この2週目、3週目に丸投げして、とりあえず全科目1週をはやく終わらせることに専念しました。

 それからの新しい科目は、1科目2週間ぐらいのペースで仕上げていきました。雇用保険法、徴収法、労働の一般常識と進めていき、労働科目はすべて終わりました。この時点で、たしか令和5年の1月くらいだったと思います。

 

この次は、いよいよ社会保険科目に進んでいきます。

 

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