2年目の社労士勉強、いよいよ本格的な講座に入りました。1年目は独学で過ごしましたが、2年目は予備校の講座を受講しています。大原の社会保険労務士経験者合格講座です。
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経験者合格コース
さて、経験者合格コース。1年を通しての講義、統計、白書、直前模試というオールインパックのメインの講座が始まりました。本格的な講座の開始です。
他の教科書を見てないですが、基礎の基礎から詳しく載っていますので、初学者から学べるコースです。「経験者」合格コースというネーミングなので、基礎は分かったうえで、より突っ込んだ内容の高度なコースのイメージがありますが、初めて社労士試験の勉強を始める方も十分対応できますので、お勧めです。
これは、初学者であっても、すでに学習経験のある方でも、社労士試験は基礎の部分が最も大事だということです。基礎をおろそかにしては、合格は遠いということです。
この講座の金沢先生はよく、「知識のドーナツ化」を避けるようにおっしゃってました。これは、何年も勉強をしていると、基本中の基本事項はもう何回も学習しているので、周りの周辺論点が気になり、物知りになっていく例えです。
ドーナツの真ん中の部分もしっかり埋まっていて、周辺もばっちりなら、最強の状態なのですが、周辺を学習して、真ん中の基本論点が抜けてしまうことが、一番ダメな状態です。
社労士試験は、みんなが解ける問題は、確実に正解していくという地道な作業が必須です。経験者合格コースでも、もちろん基本論点からしっかりしていくというスタンスです。
労働基準法から
10科目ある社労士試験のうち、経験者合格コースで学習していく一番最初はやはり、労働基準法からです。他の予備校の講座でも、おそらく労働基準法から進めていくのではないでしょうか。本試験でも、労働科目→社会保険科目と並んでいます。
講座の進め方は、テキストを読み進めていき、重要な個所をピックアップしていくという感じです。実社会での具体例や、数字の覚え方、語呂合わせなんかを交えて進んでいきます。
講義内容はごくごくノーマルで、教科書に沿って進めていきます。そして、その日までに進んだ内容の問題を解いていきます。問題を解くのは、講義中ではなく、自分の復習の時間に行います。次の講義の最初に、特筆すべき問題があれば紹介していただけます。
問題演習は過去問と、大原予備校の独自問題を組み合わせた冊子の問題集です。持ち運びしやすいサイズですので、外出する際は、いつも2冊くらいをかばんに入れていました。
労働基準法は仕事とかかわりが深いので、なじみやすい科目と思います。労働基準法の山場は、変形労働時間制と裁量労働制、高プロ制度ではないでしょうか。裁量労働制度、高プロ制度はなじみがなく、イメージしながらの勉強になりました。
あと地味に、年少者、妊産婦のあたりが、どこまで適用されるかの細かな違いがありましたので、苦労しました。


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