2年目の社労士勉強、いよいよ本格的な講座に入りました。1年目は独学で過ごしましたが、2年目は予備校の講座を受講しています。大原の社会保険労務士経験者合格講座です。
今回は雇用保険法です。雇用保険法は令和7年度の本試験で、択一の基準点が3点に引き下げられました。択一の基準点引き下げは珍しいです。今年の雇用保険法はめちゃめちゃ難しかった。
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雇用保険法
労災保険に引き続き、労働科目での保険分野であります、雇用保険法に入っていきます。
雇用保険は主に失業した場合に、次の就職が見つかるまでのあいだ、基本手当などを受給できる制度です。利用された方もおられるのではないでしょうか。労災保険よりは身近に感じる制度です。
雇用保険の印象を一言で申しますと、とにかく数字の暗記が多い!とにかく多い!
受給要件や、所定給付日数、基本手当の日額や、支給方法、支給期日。なにかにつけて、上限と下限の数字。延長給付の要件、支給日数、加算日数。などなど・・・
この数字の魔界域に踏み込むと、頭の中で、どれがどれの数字で、その要件は何かなどを整理するのにめちゃめちゃ苦労しました。
こんな雇用保険法ですが、失業したときは強い味方になってくれますので、しっかり勉強していきたいと思います。
雇用保険法の勉強法
労災保険法では、先にテキストを1読することをお勧めしていました。雇用保険法でもテキストをざっと1読することをお勧めしますが、数字が多いので、あまり物語ともうしますか、全体の流れがいまいち、つかみずらかった印象です。
私が実践した方法は、講義に合わせて、その進んだ分をじっくりかみ砕いて理解していきました。1回の講義で、テキスト何十ページ分を進むので、その分量を次の講義までに味わい尽くすやり方をしていました。
そして、ある程度進んできましたら、「失業等給付等の体系図」を見ながら勉強していきます。この体系図はどのテキストにも載ってると思います。体系図の中の、今、この部分をやっているんだなと把握しながら進めていくと、全体マップのなかで自分のいる位置を見失わなくなります。大体テキストの3分の1くらい進んできましたら、体系図を意識しながら進めていくと便利です。
そして最終的には、この体系図を空で書けるようにしておくとバッチリです。各論点を思い出しながら体系図を書いていくと、自然と復習にもなります。
話はそれますが、「書きながら思い出す」と書いていて、ふと思い出した勉強法があります。どの教科でも共通する勉強法です。
テキストの大見出しや中見出し、小見出しがありますが、それを見ながら各論点を思い出していくという方法です。テキスト読みは各論点の細部まで読んでいきますが、2,3週くらいしたあとは、見出しを見たときに、瞬間的にその論点を思い出す習慣をつけると、かなり実力が付くと思います。
より効果的なのは、テキストの見出しをノートに書いて、一旦テキストを閉じて、その論点を空でノートに書いていくという方法です。そして、テキストを読み返して、答え合わせのように復習していくと知識が定着していきます。
ぜひ、お勧めの方法です!
雇用保険法に戻りますが、この科目はとにかく数字を暗記していくことです。数字を覚えていたら、数字ひっかけの問題はラッキー問題になります。数字を覚えているだけで、瞬時に正誤判断ができるので、得点できるところは確実にしていきたいところです。
語呂合わせでも、ひたすらノートに書くでも、方法はなんでもよいのでとにかく覚えましょう!
ちなみに、大原の金沢先生は何でも語呂合わせを考えます。語呂合わせの名人です!


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