今日は社会保険労務士試験の内容をさらに詳しく見ていこうと思います。
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勉強時間
インターネットの情報や、資格試験予備校の情報をみると、社会保険労務士試験に合格するための勉強時間は一般的に、800時間や1000時間とも書かれています。一日5時間勉強すると、5か月から7か月ほど。一日3時間勉強すると、8か月から1年ほどの計算です。しかし、これだけの勉強時間で合格するのは、まれなほうだと思います。
私の経験した感想では、1000時間くらいの勉強時間で合格する人は、よっぽど頭のいい人や、テキストを一度見たら覚えてしまう人や、本番でよっぽど運のよい人(マークテストなので、正解に迷った問題が奇跡的に全部当たる。)に限られると思います。
you tubeなんかを見ていると、「6か月で一発合格した。」や「3か月の勉強で一発合格しました。」なんかの情報をよく見ます。この情報は、社会保険労務士試験に合格するには異例中の異例と思います!
私の場合
私は1回目の試験は不合格。2回目の試験で合格しました。合格した人の平均は4回や5回と言われていますので、2回目の試験で合格できたのは良いほうだと思います。
勉強時間はというと、合計何時間というのを計ることができません。というのは、朝起きてから、夜寝るまで、隙あらば社会保険労務士試験の勉強をしていたからです。がっつり机に向かって勉強する場合もありますし、移動しながらや、トイレに入りながら、人を待っている間、電車の中、歩きながらイヤホンで、など、とにかく試験勉強の生活でいっぱいでした。
ざっくり、本当にざっくり計算してみると、隙間時間、机時間で1日6時間勉強したと仮定して、1年で約2000時間ちょっと。これを2年間なので4000時間ということになります。
実際のところは、何時間なんて分からないですが、生活のほとんどが試験勉強でした。
どんな内容の試験か
基本的には覚えていたら解答できる試験内容です。ただ、その覚える内容が膨大にあるので、覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しです。10科目もの試験科目の法律や制度そのものを覚えるのはもちろんですが、けっこう細かい語彙の違いや、数字のひっかけ、届け出の日数、管轄の違いなどを問われます。
はじめは、そんな細かい違いを問題にして意味あるのか?という感想だったのですが、勉強を重ねていくうちに、社会保険労務士に必要な資質はこういう細かい違いなんかも正確に分かっていて、間違いなく手続き、届け出をすることなんだなー、というふうに思えるようになりました。
社会保険労務士の携わる仕事は、社会保険、労働保険という、人の生活において重要な重要なミスがあってはいけない分野なので、そのための資格試験は当然、その資質を持った人が合格するべきだと考えるようになりました。
次回、社会保険労務士試験の内容の具体的なところを紹介していきたいと思います。
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