2025年の社会保険労務士試験を受験されたみなさま、本当にお疲れさまでした。この1年間、生活のほとんどを受験勉強に費やしてこられたことと思います。また、2回目、3回目、4回目、それ以上の受験の方もおられます。たった1点で不合格になった方もおられます。何回挑戦すれば合格するのだろうと、すごいプレッシャーとの戦いでもあったことと思います。
まずは、この1年間努力してきた自分をたたえてください。2025年の合格発表は10月1日です。毎年、合格発表日が早くなっています。各予備校がだしている模範解答と合格基準店と自己採点で、ある程度は合否が分かると思いますが、10月1日の合格発表まで、本試験の復習や来年の予備校選びをすることと思います。緊張の1か月間ですが、ゆっくり、体と頭を休める1か月間になることを願います。
さて、今週から、私が実際に行ってきた社労士の勉強方法の2年目を書いていこうと思います。
1年目、不合格
私は1年目は独学を選びました。独学といっても、予備校の出版している市販本を購入して勉強しました。そういう意味では予備校を利用していることになりますが、講義は受けずに、本だけから勉強してきました。
本から学ぶだけでも、ある程度の知識はついて、合格レベルまで到達すると思います。私は、1年目の本試験の手ごたえは、「まあまあ、戦えるなー」という思いでした。まったく歯が立たないということもなく、内容は全てわかるので、最後に選択肢をどっちだろうと迷うレベルでした。
そして、1年目は不合格でした。合格レベルまで全然足らないかというと、そうでもないという思いです。そして、合格するにはまだまだ勉強不足という思いも同時にあります。
数字で例えますと、合格レベルを100とすると、1年目の私は80から90ぐらいのレベルで受験した感じです。しかし、100では足らない感覚です。社労士試験に合格する人は、120や150くらいのレベルで挑んでいると思います。
社労士試験は、足切りとの戦いです。すべての科目にスキがあったら駄目ですし、すべての科目を120以上のレベルに持って行かないといけません。
予備校選び
1年目不合格になった私は、2年目の勉強をどうしようかと悩んでいました。1年目は節約根性が出てしまい、本だけ購入しての勉強を選びました。しかし、すべての科目を120レベルまでもっていくには、やはり予備校の講義を受けようと思いました。
予備校の教材は、考えに考えつくされて作られています。そして、予備校の先生はこの道のプロフェッショナルです。生徒の分かりにくい個所や、試験によく出る論点、あまり力を入れなくてよいところなども熟知されています。
どの予備校を受講しようかと思案していました。そして、5社くらいの予備校から資料をもらいました。資料には、サンプルのテキストと、サンプル講義のDVDがついています。もちろん、すべての予備校がすばらしいテキストと、すばらしいプロフェッショナルの先生です。
どの予備校も素晴らしいので、すごく悩みました。その中で私の基準は、テキストと先生の声の2点に絞りました。
まずテキストですが、全ページの端を縦で区切って、注釈をつけているタイプを外しました。本文と注釈で目線が行き来して、集中できないのです。そして2色づりのテキストを選びました。単色だと、のっぺりした感じですし、フルカラーだと、逆にごちゃごちゃ感がでてしまうので、2色づりがちょうどよいです。
そして、一番の基準が先生の声です。これは、文字で表すのが難しいので、うまく表現できませんが、すっと頭に入ってくる声の感じの先生を選びました。これはすごく重要な基準で、これから1年間、何回も何時間も毎日聞き続ける先生の声なので、一番重要視しました。
そして、私が選んだ予備校は資格の大原さんです。大原の金沢先生の声が、すっと頭に入ってくるので、1年間お願いできる先生だと思いました。そして、金沢先生の講座をすべて受講するようにしました。本ルートだと1つのセット講座で十分だとは思ったのですが、来年こそは必ず合格したかったので、金沢先生がたずさわっている講座が3つあったので、すべて受講しました。
通学での受講はできなかったので、すべて通信講座です。
具体的な講座は、
- 必勝リスタート講座
- 経験者合格コース
- 社労士24
この3つの講座をすべて受講して、また1年間の受験勉強生活をスタートしました。
この時、2023年9月。金沢先生との1年間が始まりました。
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